もどかしさ


子どものころ、自転車に乗るのも、逆上がりをするのも、算数や英語の勉強をするのも、自分一人、みんなより遅れていて、いつだって、もどかしい思いをしてきた。何でも、みんなと同じ事をしようとすると、他の人の二倍以上の時間が必要だった。

ぼくは生来、飲み込みが悪いようだ。30歳前後には、バイクや自動車の免許を取ろうとして、みんなが上手に運転できるのに、なぜか一人だけうまくいかなくて、道路を走るそれらを見て、少し哀しい気分と同時にやはり、もどかしい気分を味わって来た。

今、コロナの時代、対面で仕事ができなくなって、テレワークとかオンラインクラスが主流となってきた。オンラインソフトが上手に使えなければ仕事にならない。若い人たちが巧みに操っているのを見ながら、もどかしい気分でいる。

何をするにしても、不器用だ。親しい人からは要領が悪いのだと言われた。何でも慣れるまでにじれったいほど時間がかかる。ぼくの人生はどの部分を切り取って見ても、「もどかしさ」という何とも頼りないもので満ち満ちている。

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認知症!


母は毎日、父(母にとっては亡き夫)の仏壇にお祈りしている。

ところが、先日、ぼくが、「もうすぐお父さんの命日だね。」と言ったら、

「えっ?何の話?」

「お父さんの命日だよ。」

「いつ?」

父がなくなって、今年で41年になる。

数年前までは当然のように覚えていた。それが、一昨年あたりから怪しくなっていた。

そして、今年は何度聞いても、何月何日だったか、まったく思い出せない様子だ。

記憶ってこんなに脆いものなんだろうか。

まもなく、ぼくが誰なのかわからなくなるだろう。

「お母さんがぼくに、『あんた誰?』って言うのはもうすぐだね。そうしたら、ぼくは言うよ。『そう言うあんたは誰?』ってね!」

ぼくはそう言って母をからかった。

母の頭の中は今どんなふうになっているのだろうか。

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自由!


 高校に入学してすぐのある日、校門で先輩たちに囲まれて問われた。「おまえは制帽賛成派か、それとも、反対派か?」当時、ぼくの高校では、学校の制帽に反対する運動が起こっていた。東京では政府に反対するデモを教師も高校生もやっていた。

 大学でも政府に反対する運動をしている学生たちが多くいたが、ぼくはずっと無関心だった。みんなからは「おまえは日和見主義か?」と、皮肉られた。だが、ぼくは、どうでもよかった。

 大学を出て、学校の教員になったら、ある日、先輩教員に囲まれて問われた。「おまえは第一組合に入るのか、それとも、第二組合に入るのか?」どっちに入るかで、その後の出世や待遇に大きな違いがあるということだった。出世なんか全く考えていなかったぼくにはどうでもいい話だった。

 だが、本心を言うと、ぼくはすべて、どちらも信じていなかった。というか、どちらにも正しい面と正しくない面があるから、どちらもいいと、思っていたんだ。だから、どちらかに属したくなかった、というのが本心だった。一方に属すれば、行動が制限されてしまうことが嫌だったのだ。

 今、世界で人々は二者択一を迫られているようだ。「おまえはマスク賛成派か?それとも、反対派か?」ぼくはどちらも正しい面と正しくない面があると思っている。それなら、危険の少ないほう、よくなる可能性の高いほうに賛成する。しかし、決して全面的には賛成しない。

 さらに言えば、ぼくは何かの団体や派閥、それから、政党にも与したくない。何であれ、集団とかカテゴリーに入りたくない。どんな思想、宗教だからとか、どこの国の人間だからとか、何々県人だからとか、肌が何色だからとかいうことで、こうでなければならない、こうであるはずだという論理がいちばん嫌いだ。

 政党となると、もっと嫌いだ。どこの政党だろうが、かまわない。正しい時は賛成する。正しくない時は反対する。それができないのが政党だ。わからないことをわかったように言う人の言葉には耳をふさぎたくなる。

 とにかく、だれか、ある一人の人のことば、あるいは団体の言葉だけを信じるのは間違いだ。そこには正しい面もあれば、間違った面もあるのだから気を付けるべきだ。必要なのは、何にも縛られることなく、いつでも自由でいることだと思っている。

 それから、いちばん恐れているのは偶像崇拝だ。どんな人間にも正しい面と間違った面があるのに、それを偶像にまで祭り上げたら、間違っていふ面までも崇めてしまう可能性がある。一人一人から考える自由を奪い取り、一つの考え方で括ってしまうのが偶像だ。

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右か左か?


大事なことは黒か白かということではない。

民主党か共和党かということでもない。

与党か野党かということでもない。

どんな地位にいるか、どんな立場にいるかも問題じゃない。

大事なことは、自由、平和、平等の精神だ。

0か1でもない。大事なことは左でもない右でもない。

人を色や形や思想的にどっちを向いているかで分ける必要はない。

自己中心の人は自分のほうを向いている人だけを大事にするが、

そうじゃないんだ。人間はみんな同じなんだ。

老若男女、誰もが、お互いを大切にしなければならないんだ。

そして、最も大切なことは、自由、平和、平等を求める心だ。

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バイデン大統領誕生!


 今、アメリカ大統領就任式の様子をテレビを見ている。

 アメリカ合衆国、ワシントンにおいて、20日午前11時50分(日本時間21日1時50分)、アメリカのバイデン大統領が誕生した。

 これから、アメリカはどこへ向かうの科、また世界の民主主義はどこへ向かうのか、この人の肩にかかっているといえるかも知れない。これは、日本にとっても、重要な問題だ。

 自国ファースト、自己中心主義、独裁主義、国家主義、人種差別や民族差別、宗教差別、国家による弾圧、虐殺が世界からなくなることを期待したい。

 コロナも、国家や宗教の対立、そして、自国ファーストの世界では収束などあり得ない。コロナの収束と世界平和に向かって、世界が結束することを期待している。

 何よりも大切なことは過去の恨みや敵対するものへの憎しみを忘れることだ。憎しみよりも未来の平和を願うことだ。たくさんの兵器よりも、たくさんの善意を持つことだ。

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こわいもの


 かつての日本では、こわいものと言えば、「地震、雷、火事、親父」だった。だが、現代社会の日本では親父の権威は下がってしまった。雷も、現代においては、それほど、こわいものではなくなった。雷よりもこわいものが増えてきたせいかもしれない。

 そこで、現代のこわいものを考えてみた。まず、思いつくのは、「地震、台風、津波、大雨、火事、虐待、差別、コロナ」だ。地震、台風、津波、大雨は自然災害だ。火事は、自然災害の場合もあるが、概ね人災だ。虐待は、まったく、人間の暴力的な一面があらわれたものだ。

 コロナの被害はまだ終わりでが見えない。感染者数と死者数がどこまで増えるのか、また、今後、どんな恐ろしい変異種があらわれるのかもわからない。結局、いつまで、人類に恐怖に与えるのかもまったくわからない。わからないという点において、ひどく恐ろしい。正体の見えないものを恐れる人間の本性は正しい。決して甘く考えてはいけない。

 さて、去年から、今年にかけてだけ見れば、こわいものというと、コロナしか考えられない人が多いかもしれないが、本当はコロナよりもこわいものがまだたくさんあるはずだ。まず、自然破壊だ。それがもたらす脅威はまだ世界中の人たちの目にはっきりと見えていないが、すでに異常気象となって、人々を苦しめている。

 それから、差別や虐待、苛めなどだ。人種差別、民族差別、宗教差別、国家内において、国家がそれを助長する場合もある。また、ネット社会では、匿名の人たちによって、個人が言葉の暴力を受けるという事象もある。

 実はコロナも、また、地震などの自然災害もこわいことはこわいが、やはり、いちばんこわいものは人間かも知れない。人間をほろぼすのは人間だと言う人もいる。異常気象も自然災害も、もしかしたら、ウィルスも、人間が便利さを追求して、自然を破壊してきた結果なのかもしれない。人間がもっとも恐れなければならない天敵は人間ではないだろうか。

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同じだけど、同じじゃない。


同じ気温だけど、秋の15度は涼しくて、春の15度は暖かい。

同じ時間だけど、遊んでいる時の1時間は短くて、仕事している時の1時間は長い。

同じ距離だけど、デートをしている時の1キロは短くて、孤独な時の1キロは長い。

当たり前のことだけど、身体や心は違うって言うんだ。

本当はどうなんだか、わからなくなることがある。

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みんな?


みんなやってる。

みんな聞いてる。

みんな食べてる。

みんな飲んでる。

みんな言うけど、

みんなってだれ?

ぼくは知らない。

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COVID-19(01/17)


 感染者数は94,602,582。死者数は2,024,168人、3週間で、感染者数は1400万人増え、死者数は26万人増えた。感染者数はあと540万人増えたら、一億人になる。この21日間の感染者数一日平均は668,394だ。これらから予想すると、一億人に達するまであと8日ほどだろう。

 世界人口78億人のうち、一億人が感染したとなると、ペストやコレラと並ぶ、史上まれに見るものといえるだろう。マスクやうがいをすることで、絶対大丈夫だとは言えない。絶対的な対処法は確立していないだろう。

 死者数で見ると、やはり、アメリカ、ブラジル、メキシコが非常に多い。凡そのかずで言えば、アメリカが40万人、ブラジルが20万人、インドが15万人、メキシコが14万人だ。増え方を見ると、アメリカは一週間に2万人ずつ増えている。

 今や、変異種の脅威も警戒する必要がある。ワクチン開発だけでは、そう簡単に収束に向かうことはないだろう。経済のことを考えると、警戒ばかりしてはいられないが、これからは日常の行動においても、商業活動においても、さらに警戒しなければならない。

1月17日、世界の感染者数、死者数(3週間前から増加数)

□世界(人口7,795,000,000)
・感染者数:94,602,582(12月27日から+14,036,269)
・死者数:2,024,168(12月27日から+262,739)

1月17日、各国の感染者数と死者数(3週間前から増加数)

■アメリカ合衆国(人口329,065,000)
・感染者数:23,760,523(+4,744,222)
・死者数:395,855(+63,604)

■インド(人口1,366,418,000)
・感染者数:10,557,985(+370,135)
・死者数:152,274(+4,672)

■ブラジル(人口211,050,000)
・感染者数:8,455,059(+989,253)
・死者数:209,296(+18,501 )

■ロシア(人口145,872,000)
・感染者数:3,530,379(+510,407)
・死者数:64,601(+10,521)

■イギリス(人口67,530,000)
・感染者数:3,367,070(+1,071,927)
・死者数:88,747(+17,887)

■フランス(人口65,130,000)
・感染者数:2,931,885(+323,608)
・死者数:70,093(+7,399)

■トルコ(人口83,430,000)
・感染者数:2,380,665(+233,087)
・死者数:23,832(+3,954)

■イタリア(人口60,550,000)
・感染者数:2,368,733(+321,037)
・死者数:81,800(+9,875)

■スペイン(人口46,737,000)
・感染者数:2,252,164(+397,213)
・死者数:53,314(+3,490)

■ドイツ(人口83,517,000)
・感染者数:2,047,267(+388,652)
・死者数:46,698(+16,665)

■メキシコ(人口127,576,000)
・感染者数:1,630,258(+253,041)
・死者数:140,241(+18,215)

■日本(人口126,860,000)
・感染者数:330,413(+221,263)
・死者数:4,524(+1,251)

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種々の愛


世の中にある種々の愛。

哀れなのは、愚かな愛。

寂しいのは、寡黙な愛。

悲しいのは、痴呆の愛。

恐るべきは、無知の愛。

あるべきは、無償の愛。

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