論語学而第一(3)巧言令色


)子曰:巧言令色,矣仁。

 

[注釈]

 巧言令色(こうげんれいしょく):巧言はじょうずなことば、令色は相手に媚を売るような笑顔
 鮮:少ない

 矣:完了、過去、決定または断定的口調、命令を表す文語的末尾語。ここでは断定的な口調を表す。

 仁:孔子の説のうち、もっとも大事な徳の一つ。日本人の名前の中にはこれがよく使われる。

 

[現代中国語]

 孔子说着花言巧,装着和善的子,这样的人是很少有仁德的。

 

[古典日本語(訓読)]
 
子曰く、「巧言令色、鮮し仁。」と。

 

[現代日本語]

 孔子先生が言われた。「言葉が上手で、人に媚びを売るような笑顔をする人には、人徳というものがほとんどないのだ。

 

[メモ]

 私はこれまでこういう人を何人見てきたことだろうか。そのたびに信用できない人として毛嫌いしてきた。しかし、近頃は、表面的なことだけで人を判断してしまうのもよくないような気がしてきた。 実は彼にもそれなりの事情が有るのではないかと思えてきた。反対に君子然とした人こそ実は怪しいのではないかと思われることがある。人を直感的に判断することの危うさを思う近頃だ。

 

wildsum について

I am a Japanese language teacher. I like to soccer and cooking,walking.
カテゴリー: 論語 パーマリンク

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google フォト

Google アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中