停電!


12日、東京の地下鉄が止まった。埼玉県新座市の東電施設で火災があり、それが地下鉄や何万世帯の停電を引き起こした。どういうシステムなのかはよくわからないが、東京のメカニズムはぜい弱性があらわになったといえる。

東電の一部の電線が火災を起こしただけでこうなのだから、もし、数か所で火災が起こったら、どうなるだろうか。あらゆるシステムが崩壊するのではないか。政府もテレビ局も銀行も電車も一切が止まる。すべてが無力になる。地震よりも恐ろしい。

この恐ろしさは結局文明の発達すればするほど増してくる。便利さが日常になり、その日常が当たり前となり、当たり前のものがそっくり奪われたらどうなるのだろうかという恐怖だ。

だが、考えてみれば、今の便利さがない状態を想像することは重要なことだ。もっと言えば、そういう状態を考えることで、非常時に備える準備もできると同時に、今の便利さを実感できる。自動車も電車もない時代、人々は長距離を歩き、通信には手紙を書いた。そんな時代が不幸であったかというとそうでもない。便利になればなるほど、かえって不幸が増しているのかもしれない。

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About wildsum

I am a Japanese language teacher. I like to soccer and cooking,walking.
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