かつて、福岡から東京に戻る時、いつも「ひよ子」を福岡のお土産にして持って行っていた。それがいつからか、東京の人が福岡へ行く時、東京銘菓として、お土産に持参するようになった。いったいどうなっているんだろう。
福岡のひよ子は1987年、飯塚市で創業された吉野堂で考案されたものだ。それが、東京オリンピックを機に、東京に進出し、羽田空港や東京駅などで東京銘菓ひよ子として売り出した。そして、東京銘菓とされる「ひよ子」は台東区に本社がある「東京ひよ子」のものだ。福岡の「ひよ子本舗吉野堂」は今、福岡に本社があり、飯塚工場で作っているという。この二社はグループ会社であるが、商品には多少の違いがあるらしい。
この写真のものは吉野堂のもので九州の銘菓だ。