高校生のころ、先輩に誘われて、始めてラーメン屋さんに入った。
それ以来、何十回とラーメン屋さんには入っていると思う。
だが、最近は、中華料理の店もラーメン屋も入っていない。
外で食べるのはだいたい友達と会って入る居酒屋か、母と入る回転寿司だ。
夕食はほとんど我が家で作って食べている。
外食の値段には場所代と職人さんへの仕事料が入っている。
うちで作れば、それは入らないと思えば、どうしても内食が増える。
実を言えば、外で食べるだけのゆとりがないというのが本音だ。
今日、駅前のスーパーに寄ったら、店がリニューアルしていて客が多かった。
いろいろ歩いて肉売り場を見つけたら、いつもは高い肉だが、鶏肉だけが安かった。なんと、今日だけなのだろうが、100グラム58円という安さだった。
だけど、この肉のスペースはすべて空っぽだった。
今年10月には消費税があがるらしいが、果たして大丈夫なのだろうか。庶民は生活をするために安物を買い求めている。もし、消費税が上がったら、さらに消費は冷え込むだろう。政府は税金をたくさん取って、庶民の気持ちは全く考えていない。
今の政府があるのはおそらく金持ちが支えているのだろう。100グラム58円に群がる人たちにとってはありがたくない税制だ。多くの人が日々節約して、安い物を探しては買っている。世界は庶民や貧しい生活者より、まず自己ファーストに走っている。
