いかに生きるか?


春三月、梅の花、桃の花、椿の花、辛夷の花、山茶花たちが開いては散っていく。
一方で早咲きの桜が咲いて、散り始めたかと思うと、種々の花たちが咲き始めた。

淡いピンク色に匂うソメイヨシノも各地で開花し、山々は少しずつ色づいていく。
満開になれば、上野や千鳥ヶ淵あたりでは、桜の木下で酔客たちが杯を重ね合う。

昨年も一昨年も同じように季節が移ろい、春色の航海は多くの人を乗せて流れる。
何年もの間、この移ろいをあたかもビデオテープを繰返し見るように眺めてきた。

だが、次第に年を重ねていくうちに、色褪せて行く人生と老いて行く心身に悩む。
自らだけではなく、家族のこと、友人のことでも悩み苦しみ生き方を思い苦しむ。

社会の変化、時代の変遷に何かを敏感に感じて、先行きの小さな不安に苛まれる。
だが、何を心配していても、どんなに思い煩おうとも桜が毎年咲いて時は流れる。

それでも思う。悩むより自然の花たち同様に自らを精いっぱい生きて死ねばよい。
誰のものでもない自分自身の人生を自分らしく精いっぱい楽しんで生きればいい。

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wildsum について

I am a Japanese language teacher. I like to soccer and cooking,walking.
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