対岸の火事!


昨日の夕方、買い物に出ようとして、玄関から通路に出たら、すぐそばの山の向こうに黒い煙がのぼっているのが見えた。山の向こうが何街か、はっきりとはしないが、確か、大きな病院がある方向のように思えた。

不安に思いながらも、エレベーターで1階まで降りて、山の向こうを見たが、何も見えない。てくてくと歩いて、スーパーに向かう途中、消防車がサイレンを鳴らして通り過ぎた。やはり火事なのだと思いながら、買い物をして、外へ出たら、空をヘリコプターがいくつも飛んでいる。

その一つは上空に止まったまま動かない。ふと、東野圭吾の「天空の蜂」という小説を思いだした。まるで蜂のようにブンブンと音を響かせて天空に止まっている。ヘリコプターだけではない。米軍のオスプレーもそうだ、何だか上からぼくらを見下ろしている飛行体。

家に帰り着いて、7階から山の向こうを見ると、もう煙はのぼっていない。鎮火したのだろうか、被害はあったのだろうか。そう思いながら、ネットのニュースなどを見たが、何の記載もない。小さなボヤだったのだろうか。

あれこれ思っているうちに、ぼくらの世界に起こる事件というのは拾うべき事件とそうではない事件があるのだろう、ぼくは火事のことを知りたかったのだが、これは取るに足らない事件だったのだろうか。

ふと思い出すことば、「対岸の火事」。向こう岸で起こった火事は自分に禍をもたらす心配はないということから、自分に関係ない何の苦痛もないということだが、例えば、香港のデモは、日本人にとって、対岸の火事なのだろうか。

だけど、今、山の向こうで起こったと思われる火事は人ごとではない。「山の向こうの火事」と「対岸の火事」何もかもがつながっているように思えてならない。対岸の火事もいつか自分の世界の火事になるように思える。

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wildsum について

I am a Japanese language teacher. I like to soccer and cooking,walking.
カテゴリー: エッセイ, 日記 タグ: パーマリンク

対岸の火事! への1件のフィードバック

  1. Eiichiro Kawasaki より:

    そう考えるとキリがないので…
    というのが、私はニュースを見ない(新聞を読まない)理由でしたが、虎ノ門ニュースというのを知ってからはよく見ています。

    いいね

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