Buckwheat noodles on New Year’s Eve. The Japane customaily eat these long noodles on New Year’s Eve in the hope that they can lead a long life like the long noodles and their family fortune will extend like the long noodles.
(蕎麦のように長生きができ、一家の幸運も長く続くように祈願する習慣)
以上『和英:日本の文化・観光・歴史辞典』より
大晦日(おおみそか)の晦日は三十日とも書き、三十日の意味である。旧暦では、一ヶ月は小の月が29日、大の月が30日あった。そのことから、「みそか」が月末を意味するようになった。そして一年最後の「みそか」は「大晦日」となったようだ。
さて、この12月31日、多くの日本人は、正月に食べるおせち料理を作り、一年最後の夕飯を食べ、紅白歌合戦を見ながら、深夜が近づくと、「年越しそば」を食べ、108回鳴らされる「除夜の鐘(じょやのかね)」を聞く。
ところで、除夜の鐘がなぜ、108回なのかというと、これは、人の「煩悩(ぼんのう)」の数だそうだ。煩悩とは心身を悩まし苦しめ、煩わせ、汚す精神作用。「煩悩の犬は追えども去らず」というほど、なくすのが困難なもの。英語でいうと、”woldly desires/passions”とある。他の宗教でもこのような考え方はあるのだろうか。
おっと、そろそろ、年越し蕎麦を食べる時間が迫ってきた。

おいしいそば
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はい、ほんとうにおいしいです。
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