自己顕示欲とブログ!


以前の職場に、3時頃、「ああ、腹減った!昼飯食う時間もない。ああ忙しい!」と大声で言う同僚がいた。

ぼくは知っていた。

彼が昼前後ずっと、別の部屋で無駄話をしていたことを。

これが彼の自己顕示欲のパフォーマンスであることはわかっていた。

彼はいつもどこかで無駄話をしていながら、「忙しい」というのが口癖だった。

自己顕示欲のかたまりだ。

おそらく、「おれはここにいるんだ」ということを主張しないではいられなかったのだろう。

そんな彼をどこかで軽蔑していた。その一方で、ぼくはいつも自分の存在を消したかった。「ぼくはここにいないんだ」と。

なぜだろうか。

大学生のころ、不思議な友達がいた。ぼくは彼のアパートへ行き、彼が作る料理をふたりでよく食べたものだ。

だけど、二人で外に出て、他の友人と出会うと、彼はすっと姿を消した。彼はよく言っていた。「ぼくがここにいるということを残したくない」と。

不思議なことばだったが、今思えば、理解できる。自己顕示欲の強い同僚と反対の人間なんだ。ぼくはどちらなのだろうかと思った。

やはり、ぼくの気持ちは生涯変わらないようだ。自分がここにいたことをあまり残したくない。ブログを書く上で、矛盾があるのは承知だ。

もしかしたら、ブログだからできるのかもしれない。ブログだったら、ここに足跡を残すことも厭わない、そんな気持ちがあるようだ。

wildsum について

I am a Japanese language teacher. I like to soccer and cooking,walking.
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