危機を危機として捉える!


 自動車電話やロボット、それに宇宙船やロケットなどもそうだが、SF小説やSF映画において描かれたものが、20世紀後半から21世紀の現代にかけて、次々と現実のものになっている。そのうち、ターミネーターの世界も現実になりかねない。

 一週間前には世界全体で、50万人だったコロナウィルスの感染者数が昨日100万人を超えた。死者は今や5万人だ。感染したら、20人に一人が死亡するという現状に恐怖を覚えない者はいない。これもバイオハザードなど、SF小説や映画の世界が今、現実に近づいている。

 また、外出を控え、消毒、うがいなどを慎重に行いながら、外出を控えてきた人も感染したというニュースがあった。おそらく、何かにウィルスが付着していて、それに触ったためかもしれない。母は怯えている。エレベーターのボタンや階段の手すり、それに、バスのつり革に触るのも怖いと言う。

 母の恐れは当然だし、そうすべきだ。誰もが今は慎重にしなければならない状況だ。出かける時はマスクに手袋をして出かける必要がある。今、世界はあちらこちらで都市閉鎖をしているが、今の日本も警戒しなければ、都市閉鎖をせざるを得ないだろう。

 ところで、ぼく自身、以前から、外食はほとんどしない。自宅で食事を作っている。出かけるにしても、イベントやコンサートなど大勢の人が集まるところは嫌いなので行かないし、みんながいいと言うところへ行きたいと思わない。友人と会うにしても、3ヶ月に一度だけだ。

 先月は、母と二人だけの生活をしていて、他の親戚や親友とも会っていない。必要があって交通機関を使ったのは3日だけ、それ以外に出かけたのは散歩と買い物だけだ。それでも、感染する可能性はある。用心に用心を重ねるほかない。世界中の誰もが危機を乗り越えるために、感染しないこと、感染させないことに注意しなければならない。

 今、いちばん危険なのは、「自分だけは大丈夫だ」とか、「感染しても、問題ない」という安易な楽観論だ。ほんとうに大切なことは危険を危険として認識することだ。怯えること、不安を感じることは人間が生き残るため、また人類保存のため、人類が持っている最も重要な本能だ。

wildsum について

I am a Japanese language teacher. I like to soccer and cooking,walking.
カテゴリー: エッセイ, 日記 タグ: パーマリンク

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