国家を守るのか、人民を守るのか?


 今、中国で全人代の会議が行われているが、その中で、香港のために、「国家を守る法」を作ろうとする話し合いがなされているそうだ。民主主義を信じる香港市民は激怒している。

 「人民を守る」というのではなくて、「国家を守る」ということばにひどく違和感を感じた。第二次世界大戦中の大日本帝国もそうであった。国民を守るのでは無くて、国家を守る法「治安維持法」ができた。

 日本の警察ドラマでよく見られることだ。国民を守るより、警察組織、ひいては国家を守るために国民や市民を犠牲にする大臣や官僚たち。それに立ち向かう検事や刑事の姿がよく描かれている。

 政府が自らの政府、国家、人民、そのどれを重視するのかという問題だが、戦時中の日本は国を大事にした。今、中国も同じように人民より、国家というより、党の存在を守るために奔走しているようだ。

 今の日本も似たようなものだ。国家は何のために存在するかと、国民の利益よりもリーダーの安泰のために法律を作ったりしている。

 covid-19より暗い話だが、「人民の人民による人民のための政治」は、今の世界、どこを探してもなさそうだ。世界の中心は独裁者たちに支配されている。人民より、自己が第一のようだ。もちろん国のことを考えているが、国民のことは二の次のようだ。

wildsum について

I am a Japanese language teacher. I like to soccer and cooking,walking.
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国家を守るのか、人民を守るのか? への3件のフィードバック

  1. dalichoko より:

    まあ、言い方はいろいろあるようですが、ニワトリとタマゴの関係のようなもので、どちらも必要不可欠のジレンマ関係にあると思いますね。しょうもないと思いますが・・
    (=^・^=

    いいね: 1人

  2. wildsum より:

    戦前の治安維持法は共産主義活動家を取り締まるため、今回の中国の国家安全の法律は民主主義活動家を取り締まるもの、どちらも、人民の命よりも国体維持が重要ということで、恐ろしいものです。

    いいね

  3. 無茶苦茶 より:

    ちゅうごくきょうさんとうの正体は匪賊だ!

    いいね: 1人

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