黒を白と言う!


黒いもの、あるいは灰色のものを見て、「これは黒(灰色)だ!」と言おうとしたら、上司から、「これは黒でも灰色でもない。明らかに白だ!」と言われたら、どうするだろうか?

ある人は上司の言葉に間違いはないと信じて、「その通りです。白です。」と自分の意見を訂正するだろう。また、ある人は、黒か灰色か白か自信をなくし、言葉を濁して、「わかりました」とだけ答えるだろう。

問題は第三の人物だ。自分は正しい、上司は間違えているとはっきり認識していて、さてどうすればいいのかわからない。この人たちには二つの道がある。一つは我慢して、上司に従う道。これはストレスがたまる道だ。

もう一つの道は、大変だ。上司の過ちを指摘するというものだ。結果的に上司の機嫌を損ない、会社を辞めざるを得なくなる。これが会社なら、ブラック企業だったんだと思って、次の職場を探せばいい。

だが、これが国家だったら、どうだろうか。逃げるに逃げられない。場合によっては国家安全法に触れかねないのだ。結果、逮捕され、終身刑になるかも知れない。それなら、もう、政治亡命しかない。急いで、受け入れ先を探さねばならない。

これは架空の話ではない。現代世界の現実だ。そして、今後、独裁者が支配する国においては、どこでも起こりうることだ。世界が一つの方向に動いている。人民による人民のための人民の政治なんて、どこか遠い世界の話になりつつあるのが現代社会だ。

wildsum について

I am a Japanese language teacher. I like to soccer and cooking,walking.
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