禍転じて福と成す!


 世界中で、コロナウィルスが暴れまくっているが、日本では、今、第一波より大きな第二波が押し寄せている。その最中、梅雨はこれまでにないほど長く続いている。日照時間が少ないため、野菜や果物が高騰している。

 6月11日に梅雨入りしてから、50日近くになる。なかなか明けない梅雨。先日は九州で豪雨が続き、川が氾濫し、大きな被害が出た。昨日は東北で川が氾濫した。日本はコロナに、長梅雨、洪水の被害がひどいものになっている。

 世界でも雨による被害が出ていると聞いている。コロナに大雨、「泣きっ面に蜂」だ。2020年前半はコロナと自然災害により、人類はひどい目に遭っているが、これらは、人類が自然に対して行ってきたことの結果のような気がしてならない。

 経済も大打撃だ。特に観光業は未曾有の大被害だ。飲食業、スポーツイベント、コンサートにも大きな被害が出ている。とくに緊密な接触を伴うキャバレーやクラブなど、風俗産業は壊滅的だ。

 この禍はいつまで続くのかわからないが、「禍福はあざなえる縄の如し」という。また、「万事塞翁が馬」というではないか。必ずやこの「禍(わざわい)」が「福(ふく)」に転じることは否定できない。

 「ピンチはチャンス」ということばもある。これが幸いすることは十分考えられる。個人的にはこれをプラスにしようと考えていることはあるが、国家的、あるいは地方的に、「禍転じて福と成す」というように変える努力をしてほしいと思う。

 

wildsum について

I am a Japanese language teacher. I like to soccer and cooking,walking.
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