民主主義とは人民が主権を持ち、自らの手で、自らのために政治を行う立場。人民が自らの自由と平等を保障する行き方。この対義語は君主制、貴族制、寡頭制。独裁制、専制、全体主義だ。
コロナ禍の世界において、民主主義はあまり、役に立たないようだ。個人の自由より国家を優先させる全体主義こそウイルスを制圧できるようだ 。だが、はたして、これが正しい国の在り方なのだろうか。
国家に不満を唱えることのできない社会が理想なのだろうか。1945年までの日本は、国を批判すれば、国家の治安を乱す非国民とされ、投獄された。はたして、それが正常なのだろうか。
それでも、ともかく、新型コロナウィルスCVID-19は民主主義を弾圧し、全体主義者を優遇しているようだ。今や、世界の価値は混沌としていて、独裁者たちにつけ入る隙を与えてしまったようだ。