宗教に願う!


 宗教の勧誘が来る度に、「すみませんが、興味がありません!」と答える。本当を言うと、「間に合っています」と答えたいのだが、そう言ったために、議論にでもなったら、嫌だなという気持ちもあって、そうは言わないことにしている。

 もっと別の言い方をするなら、「どうぞ、自分の信じる道を信じてください。ただ、人を誘わないでください。」と言いたいのである。生き方を一つの型にはめられるのが嫌なのだ。また、仲間と共に、行動するのも好みではない。信仰は個人のものだ。集団で何かをするという段階で、ぼくは引いてしまう。

 宗教団体の方々にとっては失礼かも知れない。また怒りを買うかもしれないが、ぼくには宗教と、プロスポーツの応援が似ているように思えてならない。あるチームを応援する時、団体で声をそろえて、歌を歌う。その様子は宗教と似ている。

 アメリカの民主党支持者と共和党支持者の争いにも似ている。信仰団体からは抗議あるいは、反論があるだろうが、わたしは決して人の信仰を否定するつもりはないし、何かを信じて、ともに歌を歌う人たちのことは、それでいいと思っている。

 ただ、決してぼくを誘わないで欲しい。誘われる度に、「どうぞ、ご自分の神を信じてください。ぼくはぼくの神を信じますから」と心の中で呟いている。ぼくの神については誰にも話さないし、誘うこともしない。誰にも信じてもらえなくてかまわない。ぼくの信じるものは宗教ではなくて、ただの生き方だ。

 ところで、最もぼくが嫌いなのは、自分の属する宗教は善であり、他は悪であるとするような独善的な考え方だ。他の宗教を、或いは、自分たちの信じるものに属さないものに対して敵視するような考え方だ。

 いろいろなものを信じる人がいてそれでいい。それが自然だ。それで他のものを信じる人を論破したり攻撃したりしないで欲しい。このように言う、わたしは、今、他の宗教を批判しているようだが、そうではない。

 要するに、争わないでほしい。特に戦争は止めてほしい。自分の信じるものを信じない人を攻撃しないで欲しい。憎み合わないで欲しい。もうひとつ言わせてもらうなら、宗教はどんなものであれ、他人を認め、人を幸福に導く、いや、人類全体を幸福に導くものであってほしいと願っているのだ。

wildsum について

I am a Japanese language teacher. I like to soccer and cooking,walking.
カテゴリー: つぶやき, エッセイ, 日記 タグ: パーマリンク

宗教に願う! への2件のフィードバック

  1. Respectsakano より:

    すごくまともなご意見ですね。私もそう思います。

    いいね: 1人

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