非対面の会話


 コロナのせいで、日常生活が一変して以来、仕事が減ったこともあって、同居する母とは、毎日、飽きるほど話している。だが、母以外の人と対面して話すといえば、スーパーの店員ぐらいだ。また、昨年末から、一週間に一度、東京に出て、授業を行っているが、いずれの場合も、すべてマスク越しだ。

 その他に顔を合わせて話すといえば、今年の二月から始まった週一回のオンラインクラスだ。この場合はみなマスクをしていないが、どうも、これが苦手だ。学生はビデオをオフにしていることも多く、声だけ聞こえて顔を見ないで話すことが多い。たまに顔を見せてくれても、全体としてひどく味気ない。

 まず、声だけで授業を行うのは、表情が見えないので、本来の対話ができない。たまに顔を見せてくれても、対面で話す場合の最も大事なことは目で話すということだと思っているので、これができないとなると、対話とは言いがたい。顔を見ることができても、やはり、パソコン画面では、目と目で微妙な意思の疎通ができない。

 人と人との対話で、最も大きな要素はアイコンタクトだと思っている。次に大事な要素といえば、身近に感じる肌感覚のようなもの、また、同じ空気の中にいるという感覚だ。それがないオンラインの会話は、現実味がない。これからの時代、ネット社会での繋がりが重要になると言われるが、こういう繋がりが空しく感じられてしかたない。

wildsum について

I am a Japanese language teacher. I like to soccer and cooking,walking.
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