新俳句-NEW HAIKU


 伊藤園の「お~いお茶」(パック式)を買うと、パックの入った袋の裏側に俳句が書いてある。といっても、伝統的な俳句とは違うようで、「新俳句」と銘打ってある。袋によって、いろいろな俳句が書かれてあるのだが、例えば、以下の句だ。

目に象が

 乗っているのか

 ねむすぎる

「伊藤園新俳句大賞 金子兜太賞」

 千葉県に住む11歳の子どもが詠んだ句。眠い時、まぶたが重く感じるのを大きな象が乗っているせいだろうかと言う。子どもの発想というのはやっぱり面白い。

 ところで、昨日、新しい袋を開けて、パックをお茶のポットに入れ、お湯を注いでから、空いた袋をゴミ箱に捨てようとした時、おやっと思った。袋の裏面の俳句が日本語ではなくて、英語で書かれてあった。

a jellyfish plays jazz

piano trumpet contrabass and vocal

all alone

「伊藤園新俳句大賞 英語俳句の部大賞」

 クラゲがやるのはジャズ

 ピアノ、トランペット、ベースにボーカル

 すべて独りで

「伊藤園新俳句大賞 英語俳句の部大賞」

 なるほど、クラゲの動きがまるで、ジャズ演奏をやっているように見えるのだろう。それも、ピアノ、トランペット、ベース、ボーカル、それらすべてを独りでやっているというのだ。ユニークでおもしろい。

 この英語俳句は日本の北海道に住んでいる14歳の子どもの句だ。「目に象が」の句といい、この句といい、子どもの発想には素朴な驚きがあっていい。素朴で詩的な発想は大人になるにつれて、消えていく。この詩の心、今からでも取り戻したいものだ。

 日本の子どもも作る新俳句。俳句は、今や、世界のもの。俳句人口は世界に広がっていると聞く。伊藤園さんが、外国人の俳句も拾ってくれたら、世界はもっと面白くなるだろうと思った。

wildsum について

I am a Japanese language teacher. I like to soccer and cooking,walking.
カテゴリー: 日記, 俳句 タグ: パーマリンク

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