Diary210612-人類の敵


遺伝子を書き換えて、理想の生命体を新たに作り出そうとした科学者が言った。

「わたしは生化学者だ。」

倫理的な問題について質問されると、彼は激昂して、言った。

「わたしは生化学者だ。倫理のことは倫理学者に聞け!」

この科学者も、また、彼らを育てている国家も、どうやら倫理的な問題には関心がないようだ。

近未来、倫理観の欠如した巨大な国家が、倫理観の欠如した科学者を育て、自分たちこそ神であるかのように振る舞い始めるのだろうか。

そうして、彼らは、命を創造したり、破壊したりする。小市民にとって、そんな未来の世界は、恐怖に満ち満ちていると言わざるを得ない。

だが、神のように振る舞う彼らもまた人類であることは間違いないのだが、同時に彼らこそ人類最大の敵であることも間違いない。

wildsum について

I am a Japanese language teacher. I like to soccer and cooking,walking.
カテゴリー: つぶやき, ポエム, 日記 タグ: , パーマリンク

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google フォト

Google アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中