見えない未来


 「止まない雨はない」というが、さて、それと同じように、「終息しないウイルスはない」と言えるのだろうか。全くわからない。本当に未来は予測し難しい。誰が正しい未来を教えてくれるのだろうか。

 ある人は、「コロナはまもなく終息するだろう」という。また、ある人は、「新種が次々に現れて、永遠に終息することはない。未来永劫、コロナウイルスと共に人は生きていくほかない」という。

 あえて、予測するなら、今より少し弱くなったコロナウイルス、恐らく、インフルエンザより少し感染力が強く、致死率の少し高いコロナウイルスに警戒しながら、今後も長い間、人々は暮らすことになるだろう。

 たた、インフルエンザと違うのは、症状がすぐでないということ、それと、冬だけでなく、年中警戒しなければならないということだ。年中、見えないウイルスを恐れながら、人と接触しなければならない。暗い時代がしばらく続くだろう。

 未来の歴史家は言うだろう。2020年代、非常に暗い時代があったと。そうだ。これほど暗く長いトンネルはない。それでも、止まない雨はないように、いつかは、終息するのだろうか、それとも、止まない雨はあるのだろうか。

wildsum について

I am a Japanese language teacher. I like to soccer and cooking,walking.
カテゴリー: エッセイ, コロナウィルス, 日記 パーマリンク

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