準決勝を前に各大陸ごとの成績を整理してみた。
やはりヨーロッパと南米の国の強さに驚く。北中米・アフリカ・アジアの勝率の悪さにあきれる。この3大陸がヨーロッパ勢に勝ったのは9試合しかない。その内訳を見てみる。
アジア勢の成績 16試合4勝9敗3分
- サウジアラビア ×ロシア、×ウルグアイ、○エジプト
- イラン ○モロッコ、×スペイン、△ポルトガル
- オーストラリア ×フランス、△デンマーク、×ペルー
- 韓国 ×スウェーデン、×メキシコ、○ドイツ
- 日本 ○コロンビア、△セネガル、×ポーランド、16強×ベルギー
対欧州1勝6敗2分、対南米1勝2敗0分、対北中米0勝1敗0分、対アフリカ2勝0敗1分
アフリカ勢の成績 15試合3勝10敗2分
- エジプト ×ウルグアイ、×ロシア、×サウジアラビア
- モロッコ ×イラン、×ポルトガル、△スペイン
- ナイジェリア ×クロアチア、○アイスランド、×アルゼンチン
- チュニジア ×イングランド、×ベルギー、○パナマ
- セネガル ○ポーランド、△日本、×コロンビア
対欧州2勝6敗1分、対南米0勝3敗0分、対アジア0勝1敗1分、対北中米1勝0敗0分
北中米勢の成績:10試合2勝7敗1分
- コスタリカ ×セルビア ×ブラジル △スイス
- パナマ ×ベルギー ×イングランド ×チュニジア
- メキシコ ○ドイツ、○韓国、×スウェーデン、16強×ブラジル
- 10試合2勝7敗1分
(対欧州1勝4敗1分、対南米0勝2敗0分、対アジア1勝0敗、対アフリカ0勝1敗)
アジア、アフリカ、北中米でヨーロッパと対戦した試合を見ると、4勝16敗2分になる。勝ったのは4試合。逆に言えば、ヨーロッパの国で敗れた17試合のうちアジア、アフリカに負けたのは4試合しかない。残りはヨーロッパか南米の国だ。
- アジア勢(4勝):サウジアラビア(2-1エジプト)、イラン(1-0モロッコ)、韓国(2-0ドイツ)、日本(2-1コロンビア)
- アフリカ(3勝):セネガル(2-1ポーランド)、チュニジア(2-1パナマ)、ナイジェリア(2-0アイスランド)
- 北中米(2勝):メキシコ(1-0ドイツ、2-1韓国)
一方、アジア、アフリカ、北中米の対南米の試合を見ると、1勝7敗になる。この1勝は日本がコロンビアに勝った試合だ。
各大陸ごとの勝敗(同じ大陸同士の試合も含む)
- 各大陸 出場国数 16強 8強 4強 (試合数・勝分敗)準々決勝までの勝敗
- 欧州(含ロシア) 14 10 6 4 (58試合・31勝17敗10分)勝率0.646
- 南米 5 4 2 0 (21試合・11勝7敗3分)勝率0.611
- アジア 5 1 0 0 (16試合・4勝9敗3分)勝率0.307
- アフリカ 5 0 0 0 (15試合・3勝10敗2分)勝率0.230
- 北中米 3 1 0 0 (10試合・2勝7敗1分)勝率0.222