遠い街

コロナ禍以後、仕事が減って、

結局、どこもかしこも、遠い街になった。

遠い街に行きたいと思う反面、

どこへも行かなくていいような気がする。

どこかへ行きたいというのも煩悩だ。

今いる場所で十分だという気分になる。

何しろ、ここにいながら、世界は見られる。

それが21世紀だ。

そう思いながらも、危うさも感じている。

偽情報、フェイクニュースの恐ろしさだ。

わたしたちは情報社会の真っ只中だ。

情報を冷静に見極める必要性がある。

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